Author: irino

資金調達ラウンド シリーズD完了のお知らせ

4Dセンサー株式会社(和歌山県和歌山市、代表取締役社長 柾谷明大)は、シリーズD資金調達ラウンドとして、セイコーエプソン株式会社を引受先とする第三者割当増資を2019年10月に完了したことを発表いたします。 4D センサー株式会社は、和歌山大学での研究成果を社会で生かすことを目的に、2012 年に大学発ベンチャーとして設立されました。独自の技術・手法を用いた高速・高精度な形状・変形・ひずみ計測法を実用化するとともに、動体の3D スキャンを可能とする OPPA 法*1 の開発を進めています。 これらの技術は、プロジェクターやロボットを活用した生産ラインの高度化・効率化への展開が期待され、また、建物や橋などの大きな建造物のひずみをダイナミックに捉える機能と、極微細な動きをとらえるエプソン独自の水晶式センシング技術とを融合することで、安心・安全な社会の実現に向けた活用が見込まれます。 エプソンは、長期ビジョン「Epson 25」において、ものづくり企業としての事業基盤強化を進め、資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速を掲げています。高速 3 次元計測技術の開発・応用・実装は、それを実現する上で、重要な役割を担う技術のひとつであると考えています。両社の有する独創の技術を融合させ、安心・安全という社会課題への取り組みや、製造プロセスの革新など、事業シナジーの発揮を目指します。 今回の業務資本提携により、ユニークな技術の社会実装をさらに進めてまいります。 企業情報 会社名:4Dセンサー株式会社 設立:2012年2月 資本金:99,522千円 (資本準備金77,040千円)*19年9月現在 従業員数:15名 *19年9月現在 所在地:〒640-8550 和歌山市梅原579-1 お問い合わせ先 irino@4d-sensor.com (入野) *1:OPPA 法 1ピッチ位相解析法(One Pitch Phase Analysis) 位相解析手法のひとつ、測定したい物体に投影された格子画像の1ピッチの位相変化から 3 次元形状を測定する。従来よく知られている位相シフト法(少なくとも数枚の画像が必要)に比較して、画像1枚で解析するため高速測定が可能。

4D Sensor for Bridgeを新発売

4Dセンサー株式会社(和歌山県和歌山市、代表取締役社長 柾谷明大)は、NEDOプロジェクトの成果をもとに、橋梁のたわみを⾼速に測定する無線式橋梁たわみ計測装置 4D Sensor for Bridge(無線サンプリングモアレカメラ )を開発し、販売を開始します(注1)。 近年、橋梁の老朽化が進んで近接目視検査が義務化されてきており、画像による検査やその記録も広まっていくと予想されます。このような中で非接触で高速・高精度に橋梁のたわみを計測する手法が求められております。特に、新幹線の橋梁のたわみを高精度で計測することは従来難しいとされてきておりました。そこで、変位分布計測法であるサンプリングモアレ法(和歌山大学保有特許)をベースに、距離が10m離れていても、10μmの精度で最高200fpsの速度で橋梁のたわみが計測可能な無線式橋梁たわみ計測装置 4D Sensor for Bridge を開発しました。 本装置は、GPSトリガ装置が搭載され、6台のカメラが無線同期し、従来有線であったカメラとコントロールPCの通信も無線化し、風による影響を大幅に減らし、コンパクト化に成功しました。大きな電源装置も不要です。この結果、川を挟んで対岸に設置した計測装置であっても計測できるようになりました。本装置は、北陸新幹線の実証試験等に使用実績があります。本装置は、4Dセンサー株式会社より2019年4月から量産開始します。 今後、鉄塔、電柱、トンネル等のインフラ設備の揺れやたわみを計測する装置としてアジア各国に展開していきます。 4D Sensor for Bridge の仕様 型式:WSAMC-BRIDGE1 たわみ測定精度:標準偏差10μm(距離10mの場合) たわみ測定速度: 通常 100回/秒(最大200回/秒) 測定時間:5時間(バッテリー交換で25時間以上も可能) 重量:約3kg(レンズによって変わる) 無線:無線により親機と100mまで離れても通信可能 同期:6台のカメラで最大24領域の同期計測が可能 なお、本開発は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の結果得られた成果です(注2)。 注1) 無線サンプリングモアレカメラ サンプリングモアレ法を利用して橋梁のたわみを計測する無線カメラ。ジェイアール⻄⽇本コンサルタンツ株式会社、4Dセンサー株式会社、国⽴⼤学法⼈福井⼤学が特許出願中。なお、元となるサンプリングモアレ法は、4Dセンサー株式会社の代表らが発明者の和歌山大学保有特許で変位を高速・高精度に計測することができる。 注2 )本開発は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務 インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト(2014年度〜2018年度)、位相解析⼿法を⽤いたインフラ構造物⽤画像計測システムの研究開発(2014年度〜2018年度)、国⽴⼤学法⼈福井⼤学、株式会社共和電業、ジェイアール⻄⽇本コンサルタンツ株式会社、4Dセンサー株式会社

8/31 10:30 ~ 17:30 技術セミナー@新宿

セミナータイトル:超高速・高精度な3次元計測(形状・変形・振動計測)の基礎とその応用 ~デモ付~ セミナー内容: 1.3次元形状計測の基礎   (1) 三角測量の原理   (2)格子投影法による形状計測   (3)モアレ法による形状計測   (4.位相解析法による高精度計測     a.位相シフト法     b.フーリエ変換法     c.サンプリングモアレ法     d.OPPA法   (5)全空間テーブル化手法による高速高精度計測 2.形状・変形計測技術   (1)位相シフト法を用いた安価な3Dカメラ   (2)光源切替位相シフト法を用いた高速4Dカメラ   (3)光源切替位相シフトシャドーモアレ法を用いた高精度4Dカメラ   (4)サンプリングモアレカメラを用いた変形計測(変位・ひずみ計測)   (5)OPPA法を用いた高速高精度4Dカメラ(運動体の計測).   (6)OPPA法を用いた光学式振動モード測定装置(超高速形状計測と周波数解析) 3.形状・変形計測への応用例   (1)3D形状計測     a. 電子部品計測     b.彫刻品計測   (2)4D形状計測     a. 人体運動計測     b. 膜面の振動計測   (3)運動する人体のリアルタイム3次元形状計測   (4)振動変位分布計測、振動モード計測 これらの原理を用いて、数メートルオーダーの大物体の形状計測、ミクロンオーダー精度の小物体の形状計測、人体などの実時間形状計測、振動物体などの2000 fpsの高速形状計測とその振動モード計測、ミクロン精度の変形計測について述べます。 キーワード: 三角測量の原理、格子投影法、モアレ法、位相解析法(位相シフト法、フーリエ変換法、サンプリングモアレ法、OPPA法、形状・変形計測、3D形状計測、4D形状計測、振動計測 受講対象者: 形状計測、変形計測、振動計測に関わる設計者、現場技術者、プログラマ、研究者の方 (画像、電子部品、自動車、機械部品、構造物、ロボット、プラント、測量ほか関連企業の方) 日時:2018年8月31日(金) 10:30 ~ 17:30 場所:【東京】日本テクノセンター研修室 住所: 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿小田急第一生命ビル(22階) – JR「新宿駅」西口から徒歩10分 – 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 – 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 […]